3月6日〜3月17日の2週間で、ピクシブ株式会社の春インターン「pixiv SPRING BOOT CAMP 2017」に参加してきました。
エンジニアとして参加して、サービスの企画立案から開発までを10日間で行いました。 すごく楽しくて充実した10日間でした。
今回はブログの中で、「pixivのインターンはいいぞ👍」という点をいくつか紹介できればと思います!
pixivのインターンに参加した理由
👍 学年不問
僕は今学部2年生なので、2018年卒のインターンには申し込めません。インターンに行ってみたいと思っていた時に、学年不問のpixivインターンの募集を見つけてすぐに申し込みました。
学年不問なので、いろいろな年齢の学生と交流できる点もすごく良かったです。
👍 サービスの運用まで考えて、プロダクトの開発ができる
ものづくりが好きで、ハッカソンによく参加するのですが、ハッカソンは作って終わりというプロダクトが多く、プロダクトの考案をしっかり行うことは少ないです。2週間という期間をフル活用して、ビジネス職やデザイナーとサービスの設計をとことん詰めるのはなかなかない経験でした。
👍 交通費・宿泊費が全額出してもらえる
僕の通っているはこだて未来大学は、北海道の大学です。インターンに行きたくても、金銭的に宿や交通費を手配できないことが多く、機会を失うことが多いです。
交通費・宿泊費を全額負担していただけたのは、地方学生にとって本当にありがたいです。
やったこと
インターンシップの目標
「世界に向けた創作活動が盛り上がるサービスをつくる」というテーマに対して、チームでプロダクトの考案から設計まで行いました。
チーム構成
チームメンバーは、ビジネス職と技術職 3 ~ 4人で構成されていて、インターン期間はチームで活動することが多かったです。
👍 チームメンバーはメンターさんが決めてくれた
インターンのチームメンバーは、事前にメンターさんが決めてくれたチームになっていました。メンバーの得意な分野が活かせるチーム構成になっていたため、誰か一人が先導することはなく、みんなで議論できる環境でした。
インターンの進め方
👍 学生主導でプロダクトを勧められる
今回、チームにはそれぞれメンターさんが付いていてくれましたが、基本学生が自分たちでプロジェクトの進め方を決めて、インターンをこなしました。
進捗管理にtrelloを使ったり、Google Docsで議事録をとったり、社員さんにインタビューをとったり、フィールドサーベイに出かけたりしました。
新宿御苑フィールドサーベイ
朝、ちょっと早起きしてチームメンバーと出社前に新宿御苑に行きました。 東京にこんな自然豊かなところがあるなんて知りませんでした。御苑フィールドサーベイ
— あつや (@n_atmark) 2017年3月14日
#pixiv_springintern2017 pic.twitter.com/lOywn71s3m
中間発表と最終発表
👍 3回のLT(中間発表がある)
最終発表までに、3回LTの機会がありました。自分たちのプロダクトについて、中間発表の際にフィードバックをもらうことができるので、最終発表までにプロダクトを洗練させることができます。中間発表の時に厳しいコメントをもらうこともあり、実際にアイデアを1から考え直すこともありました。
👍 CEO/CCO/CTOの前で最終発表
インターン期間で作ったプロダクトに関して、CEO/CCO/CTOの前で直接発表する機会がもらえました。10日間の集大成をCEO/CCO/CTOの前でプレゼンできるため、すごくやる気がでました
感想
今回初めてのインターン参加だったのですが、すごく楽しかったです。 言いづらいことを言い合えるチームメンバー、的確なアドバイスをくれるメンターさん、 インタビューを快く引き受けてくれるピクシブの社員さんたちに囲まれて、最高の経験ができました。
ピクシブの社内では、社員さん同士でニックネーム呼びをしていたり、プロダクトごとに座席が決まっていて部署を超えて交流があったりします。また、毎週水曜日に全社会議や全社ランチが開かれて、社員全員がプロダクトにオーナーシップを持って、幅広く交流できる環境があります。すごく仕事がしやすい環境だと思いました。
そして何より、CCOのfuroshikiさんから「ピクシブは人を選んで採用している。インターンに来たからといって、それだけで採用はしない」「ピクシブはお酒の席で技術トークで盛り上がれる。お酒の席で仕事の話をタブーにしている企業もあるけど、むしろエンジニアが技術トークで盛り上がれる雰囲気を大事にしている」 と話していただき、本当にエンジニアを大事にしている会社だと思いました。社員さんが自分の仕事に誇りを持って楽しく仕事できるのは、会社やプロダクトに妥協しないからだと感じました。
おまけ
千駄ヶ谷のご飯が美味しい
お昼ご飯、メンターさんと親子丼食べてきました!#pixiv_springintern2017 pic.twitter.com/LZrpRzG1Zc
— あつや (@n_atmark) 2017年3月7日
👍 オフィスの周りに美味しいお店がたくさんある
メンターさんがいろいろお店を教えてくれたので、2週間で美味しいものをたくさん食べられました!
福利厚生がいい
👍 ドリンクが飲み放題でした!ピクシブさんはドリンクフリーだよ!すごい! pic.twitter.com/Cqd7aIZaUO
— あつや (@n_atmark) 2017年3月6日
品揃えも結構豊富です!
お味噌汁も専用のサーバがあって、飲み放題でした。フリーミソスープ! pic.twitter.com/J7OP5GoiTL
— あつや (@n_atmark) 2017年3月6日
社内での勉強会
👍 勉強会に参加できる!【好評につき増席】DIRECTORs' SCRAMBLE vol.1 https://t.co/yl77CUYLCi pic.twitter.com/aw6RNIeXMb
— あつや (@n_atmark) 2017年3月9日
インターン期間中にピクシブ主催のDIRECTORs' SCRAMBLE vol.1に参加させていただきました! 普段、ディレクター向けの勉強会に行く機会もなかなかないので、とても勉強になりました。 満員イベントだったので、インターン特権で参加できてよかったです。
作ったもの
「inspix」というインスピレーションを共有できるSNSを作りました。
Prott: inspix
Atomさんの名言
今回、自分たちのメンターを担当していただいたエンジニアのAtomさんの名言が心に響いたので、いくつかメモしてました。
iOSエンジニアはフルスタックエンジニア
当初僕らのチームは、アイデアを2つ同時進行で考えていたのですが、デザイナーの"がんちゃん"と並行してAdobe XDでアプリデザインを作っていました。 また、サーバサイドを担当していた"ふるつき"とAPI設計を行ったり、 iOS側では、通信系の処理、パスワードの暗号化、内部DBの構築、レイヤーの合成…と、かなり幅広く携わりました。 iOSエンジニアはフルスタックであることが求められると実感しました。エンジニアはデザイナーの夢を叶えるお仕事
今回、デザイナーの"がんちゃん"が凄腕だったので、できるだけUI・UXファーストな設計を心がけました。エンジニアは機能を重視しがちですが、見た目や使いやすさをできるだけプロダクトに反映しました。"がんちゃん"の夢は叶えられたかな…?産みの苦しみを味わう
プロダクトの構想が固まって来た時に、"がんちゃん"が「本当に自分たちが使いたいサービスなの?」「自分はこのアプリのユーザだと思っていたけど、今はそう思えない」と言ってくれました。 一般ユーザに幅広く使ってもらうために、SNS機能を考えたけど、そっちがメインになってしまいコアユーザを見失っていました。自分一人だったら、時間もないので全員が納得のいかないまま進めてしまっていたと思います。ビジネス職の"いなふ"がもう一度全員が目指す方向に導いてくれたおかげで、産みの苦しみから脱出することができました。
メンターさんとチームのみんなへ
チームメンバー、メンターさんにちゃんと感謝を伝えられないまま、東京から帰って来てしまいました。 この場を借りて、お礼を言わせてください。
あべしさん、あとむさん へ
10日間Aチームのことを支えていただきありがとうございました!
最終発表日が近くなると、夜遅い時間までサポートをお願いすることもありましたが、
快く引き受けてくださり、本当に助かりました。
産みの苦しみ沼にチームがハマった時も、すぐに這い上がれたのはお二人のサポートのおかげです。
技術についてや、プレゼンの方法などたくさん勉強になりました。
今後、教えていただいたことを活かせるように活動していきたいです。
いなふ、がんちゃん、ふるつき へ
10日間、一緒にものづくりができてよかったです!
プロダクトを作る時に、こんなに深く考えて作ることは今までなかったと思います。
ブレインストーミングを何回もして、幅広く受け入れてもらえるようにペルソナを何人も決めて、
サービスに必要な機能を絞るためにカスタマージャーニーマップを作ったから、
最初に考えてたアイデアより、「inspix」は洗練されてすごく良いものになったと思います!
今までものづくりをした中で一番楽しかったです!!
妥協をしないみんなの姿が見れて、自分も頑張らなきゃ!という気持ちに何度もなりました。
本当にありがとう!!またみんなでものづくりがしたいです!
10日間本当にありがとうございました!来年も行きたいな!!